photogenic something

ご訪問ありがとうございます。永年写真撮影しているが、思った様に撮れない連続。

千鳥ヶ淵の桜

2019年3月28日(木)

春本番になり趣味のカメラマンとしては、永遠のテーマである「桜」を追い求める時期。

しかし、先週痛めた左膝が完治しておらず、歩くたびに少々痛みが走る。

公開されている千代田区観光協会HPのライブカメラで開花状況を確認する。

7部咲きか8部咲き。最高気温の予想は19度。満開になるかもしれない。

悩んだが、背負うレンズ数を絞って地元の駅へ向かう。

 

東西線九段下駅の2番出口エスカレーターを登って行くと、非常に多くの方々が千鳥ヶ淵方面へ向かっている。海外の方々も多い。

 

田安門手前の橋へ行くとボートが見える場所は、先客で埋まっている。

おとなしく順番を待つ。

ラッキーにも10分程で良い場所が空いた。

 

延びた枝と近くへ来た桜を楽しむボート人達。

水面をおだやかな春風が通り過ぎて行く。

幸せな一瞬。

そんな時を切り取った。

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田安門の橋から(AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR, 1/80, 175mm, ISO100, f/7.1)

 

人混みの千鳥ヶ淵緑道を進む。

ここも堀側は、カメラやスマホを持って撮影している人々で満ちている。

海外からの観光客と思われる方々は、小さな自撮り棒や腕を伸ばしてスマホで撮影している。

景色と自分、仲間を写すようだ。

我々日本人の趣味のカメラマンは、自分は映さない。

この違いは何なのだろう? と

原因を探っても意味のない様な事を考えながら撮影場所を探して歩く。

 

広角で撮影すると良さそうな枝ぶりの桜を見つけた。

満開では無く6部咲き程度だが、逆に堀の水面や対岸と空が入り、広々としたイメージが取れそうだ。

ラッキーにも青空が少し広がった。

レンズを広角に切替、手前の花弁に焦点を合わせ、絞り開放で写してみた。

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千鳥ヶ淵緑道(TAMRON SP 15-30mm f/2.8 Di VC USD G2, 1/1600, 15mm, ISO100, f/2.8)

 

透明感のある春が撮れたと思う。

 

代官町通りまで行き着く事ができず、膝の痛みの事もあり、このあたりで引き上げた。

 

短時間であったが、都内の桜名所を堪能できた。