オールド デジイチ
はじめて購入したデジイチ(デジタル一眼レフ)は、NIKONのD70であった。
2004年3月19日発売開始。
総画素数6.2Mピクセル。今ではスマフォのカメラ画素数にも負けているかも。
撮像素子は、DXフォーマットのCCDイメージセンサー。要するにハーフサイズ撮像素子。
詳しい事は分からないが、CCD方式の方がコスト高になるためCMOS方式が主流になったらしい。
しかし、絵として何らかの違いがあるのかも知れない。あってくれると少し嬉しい。
ここまで処分せずに持っていると、手放すよりもオールドカメラとして楽しんでいこうと思う。
フルサイズのカメラよりも格段に軽いので、街角スナップ用として使っている。
この日は、TOKINA DX 12-24mm F4を付けて出かけた。
12-24mmなので、実際には1.5倍の18-36mmになる。
街撮りには丁度良い画角。
このレンズも2004年11月に発売された。オールドレンズの仲間だろう。
TOKINAブルーと呼ばれる鮮やかな空が撮れる。
撮影場所は、お気に入りの蔵前方面から銀座方面である。
最初の一枚は、蔵前神社の手水舎。
古びた竹や柄杓が自然に近い色合いで再現できた。
蔵前神社社殿の屋根部を撮影。空の明るさと日陰部分の暗さの差が大きい。
この様な明暗差には、さすがに弱い。15年前のデジカメなので・・・
表通りに出ると、ビルの窓がガラスの様に、向かい側のビル群と青空を写しこんでいた。
厩橋(うまやばし)から駒形橋方向。
隅田川のゆるやかな流れと青空。両岸のビル群や人口の造形物。そこに遊覧船が波しぶきを上げて通過していく。
大都会の喧騒の中の静寂。空は、冬空に近い澄んだ青だった。TOKINAブルーを写し込むことが出来た。
車で銀座へ移動。
土曜日だが、6丁目のGINZA SIXの駐車場は余裕で停められた。
クリスマスなのか新年なのか?
何かを歓迎している巨大な造形物が、良い被写体になってくれた。
銀座5丁目付近の店。ショーウィンドウもどこか垢抜けている。
赤が美しい立て看板。私見だろうが、このカメラは赤が特に美しく撮れる気がする。
クリスマスの飾りが美しい。
ショーウィンドウの美しさもやはり銀座が一番かも知れない。
もうすぐクリスマス。年の瀬へと向かって行く。今年は、撮影を楽しむ時間を多目に持てた。来年は更に楽しみたい。
楽しむと同時に良い絵を撮りたい。
何が撮れるか楽しみである。
END