燕子花図屏風
「カキツバタズビョウブ」根津美術館
舌を噛みそうな発声だ
「燕子花図屏風」(カキツバタズビョウブ)が南青山の根津美術館で展示されている
今日は、車で行った
表参道を南青山方面へ真っ直ぐ行く
「根津美術館前」信号を右折
すぐ左手に駐車場への入り口
9台のスペースだが、今日はラッキーに停まれた
去年、美術館へ問い合わせもせず、常設されていると思い込んだ
残念ながら去年は、作品を休ませるために展示はなかった
なので、2年越しの夢が叶って初顔合わせである
展示物は燕子花図屏風(カキツバタズビョウブ)を中心に18点あった
やはり濃紺の花弁と鮮やかな若茎の燕子花図が圧巻
さすがに国宝だ、尾形光琳作だ
残念ながらカメラ撮影禁止
ですから下記URLで根津美術館を観て下さい
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/collection/detail.php?id=10301
観終わった後で被写体を求めた
フロアに北魏時代(6世紀)の仏像が配置してある
これは撮影禁止では無い
しかし、これだけでは物足りない
フロアの人が写り込まないタイミングを狙い、外の庭園を撮影してみた
美術館内の暗さと対照的な戸外の明るさ
これに誘われて庭園に出てみることにした
結構急な石段を降りていくと池が見えてきた
池の周囲には何と!
カキツバタ(燕子花)
群生地が二箇所
尾形光琳もこの様な燕子花の群生を見て
作品のイメージを作り上げたのだろう
何とおしゃれな美術館なのだと感心
池の中の石と燕子花が良く似合う
鬱蒼とした緑の中から燕子花をのぞいてみた
池に渡る橋の上から撮影すると
池面に反射した燕子花
平日にもかかわらず多くの人が訪れていた
アップした写真でクロップが多いのは、人の写り込みをカットしたため
帰る際に駐車場にそびえている記念碑をみると
根津翁記念碑とある
調べてみると(Wikipedia)
根津美術館は、東武鉄道/南海電鉄/武蔵大学/高校などを残した明治の政治家、実業家
根津嘉一郎の収集品を展示してある
また美術館敷地は嘉一朗の邸宅地であった
「社会から得た利益は社会に還元する義務がある」という信念の持ち主
明治の偉人には脱帽である
END