photogenic something

ご訪問ありがとうございます。永年写真撮影しているが、思った様に撮れない連続。

燕子花図屏風


カキツバタズビョウブ」根津美術館

舌を噛みそうな発声だ

「燕子花図屏風」(カキツバタズビョウブ)が南青山の根津美術館で展示されている

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今日は、車で行った

表参道を南青山方面へ真っ直ぐ行く

根津美術館前」信号を右折

すぐ左手に駐車場への入り口

9台のスペースだが、今日はラッキーに停まれた

 

去年、美術館へ問い合わせもせず、常設されていると思い込んだ

残念ながら去年は、作品を休ませるために展示はなかった

 

なので、2年越しの夢が叶って初顔合わせである

展示物は燕子花図屏風(カキツバタズビョウブ)を中心に18点あった

 

やはり濃紺の花弁と鮮やかな若茎の燕子花図が圧巻

さすがに国宝だ、尾形光琳作だ

残念ながらカメラ撮影禁止

ですから下記URLで根津美術館を観て下さい

http://www.nezu-muse.or.jp/jp/collection/detail.php?id=10301

 

 観終わった後で被写体を求めた

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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED, 1/60, ISO1000, f/3.5, 四面仏碑像 中国北魏時代

フロアに北魏時代(6世紀)の仏像が配置してある

これは撮影禁止では無い

 

しかし、これだけでは物足りない

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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED, 1/2500, ISO1000, f/3.5

フロアの人が写り込まないタイミングを狙い、外の庭園を撮影してみた

美術館内の暗さと対照的な戸外の明るさ

これに誘われて庭園に出てみることにした

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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED, 1/250, ISO100, f/3.5

結構急な石段を降りていくと池が見えてきた

池の周囲には何と!

カキツバタ(燕子花)

群生地が二箇所

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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED, 1/200, ISO100, f/5

尾形光琳もこの様な燕子花の群生を見て

作品のイメージを作り上げたのだろう

何とおしゃれな美術館なのだと感心

 

池の中の石と燕子花が良く似合う

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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED, 1/1000, ISO100, f/2.8, クロップ

 

鬱蒼とした緑の中から燕子花をのぞいてみた

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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED, 1/640, ISO100, f/2.8, クロップ

 

池に渡る橋の上から撮影すると

池面に反射した燕子花

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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED, 1/100, ISO100, f/8,クロップ

平日にもかかわらず多くの人が訪れていた

アップした写真でクロップが多いのは、人の写り込みをカットしたため

 

帰る際に駐車場にそびえている記念碑をみると

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根津翁記念碑とある

 

調べてみると(Wikipedia)

根津美術館は、東武鉄道/南海電鉄/武蔵大学/高校などを残した明治の政治家、実業家

根津嘉一郎の収集品を展示してある

また美術館敷地は嘉一朗の邸宅地であった

 

「社会から得た利益は社会に還元する義務がある」という信念の持ち主

 

明治の偉人には脱帽である

 

END